ホークスの今年のドラフト6位は捕手でした。
吉田賢吾選手です。
今回は吉田選手が気になる理由を存分に語っていきます。
ホークスの捕手
ホークスの捕手といえばまず名前が挙がってくるのが日本代表の捕手も務める正捕手甲斐選手。
今は野手として活躍している栗原選手。
今年は第二捕手として起用された海野選手。
栗原選手以上に内外野をこなせる範囲が広く、肩がメジャークラスの谷川原選手。
森下投手、則本投手など一軍トップレベルの選手から本塁打を放ち、打力をアピールした渡邉陸選手。
巧打が売りの牧原選手。
他にもバラエティ豊かな選手が揃っています。
ドラフトに異変
ここ数年ホークスはキリよく支配下指名は5名と決まっていました。
そんな中でわざわざ6巡目に即戦力候補の捕手を獲得した。
これは何を意味しているのでしょうか。
私は新たな時代の訪れを感じずにはいられません。
吉田賢吾選手の打撃成績
吉田賢吾選手の大学成績を調べてみました。
正直、衝撃を受けました。
2年生秋から出場し、4年春までの通算打率は.406。
全国大会は5の4で8割。
三振も全部合わせてたったの9。
ついでに、高校時代の通算打率も.433。
左右は違えど、オリックス吉田正尚選手のような打撃スタイルのように数字から読み取れます。
まさに異次元です。
異次元といえば柳田悠岐選手。
大学時代の通算打率.428です。
私は大学野球に詳しくありません。
だからなんとでも言えます。
「吉田正尚選手や柳田選手に匹敵する打撃力を持った捕手がドラフト6位で入団しました。」
ハングリー精神
プロで活躍するためには顔つきも大事です。
この動画で初めて吉田選手の顔を拝見しました。
全く浮かれた様子もなく、隙あらば正捕手の座を狙うギラギラした表情に私は見えました。
まさしく活躍する顔です。
ドラフト6位というのが、ハングリー精神をつける上で逆に良かったです。
ホークスは上位よりも下位指名選手の方が活躍する傾向が強いです。
運も大事
吉田選手は良いタイミングで入団しました。
藤本博史監督は結果を残した選手を使うという、シンプルな監督さんです。
打って打って打ちまくってアピールすれば、彼を使ってみようかとなるはずです。
甲斐選手からレギュラーを奪うのは、これまで積み上げてきた信頼感から難しいですが、今年の打撃面での低調さから決して無理ではありません。
嶺井選手の出番
こうなると余計嶺井選手のFAが気になります。
嶺井選手は本当にホークスに移籍することが正しいのかもう一度考え直してほしいです。
ホークス球団も嶺井選手を獲得することが正しいことなのかもう一度考え直してほしいです。
藤本監督は世代交代を任された監督なので、なぜわざわざ実績のある捕手を取って目先の勝利を目指すのかと思っているはずです。
それならばホークスの投手を知り尽くしている高谷捕手を引退させたのはなぜだとも思っているはずです。
今年はいろんな場面で若手を使いながら一軍で経験させ、今後10年を見据えるような戦い方をしてきました。
来年もそれは変わらないでしょう。
嶺井選手が加われば、昨年より安定した戦いはできるかもしれません。
ただそれは目先の安定です。
若手選手の出場のチャンス事体が奪われてしまうからです。
嶺井選手にとってもホークスで第二捕手をするより、ベイスターズで正捕手をする方が良いと私は思います。
考えれば考えるほどホークス、DeNA、そして嶺井選手にとって、嶺井選手のDeNA残留が一番良い形だと確信してます。
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