今回は正木智也選手でポジっていきます。
正木選手は若手右打者の核不足の為、慶應大学から2021年ドラフト2位でホークスに入団しました。
入団後、怪我があったり、一軍の壁に当たったりしながら、着実に成長曲線を描いてみせました。
そして、野村勇選手と共にホークスの未来を照らす存在になってくれました。
一軍での打撃成績がこちらです。
35試合、80打席、3本塁打、10四球、打率.254、長打率.448、出塁率.367、OPS.815
これまでホークスでは、一年目の選手はなかなか一軍に出させてもらえませんでした。
同じ慶応の柳町選手は一年目、ファームで3割近い数字を残していながら、一軍での打席数はたったの6でした。
ちょうど監督も変わったタイミングで、正木選手は運が良いです。
正木選手というか若手全般にとって、藤本監督効果は確実に出ています。
正木選手の特徴ですが、打率よりも出塁率の方が一割以上高くなっているところがまず目につきます。
選球眼があるということです。
単純計算で打率が3割に乗れば、出塁率は4割になります。
加えて、長打率も高いです。
野村勇選手にはミート力という明らかな課題がありますが、正木選手には欠点がありません。
あとは「一軍投手への慣れ」これだけです。
今年は対左投手を中心に打席に立ち、結果を残しました。
次は右投手を打って首脳陣にアピールすることが求められます。
同世代には村上宗隆選手という神がいますが、自分のペースで結果を残してほしいです。
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