3/12プロ野球オープン戦、福岡ソフトバンクホークス対埼玉西武ライオンズは3-0でライオンズが勝ちました。
この試合を支配していたは西武先発の平良海馬投手です。
スイスイ6イニング投げて被安打2無四球無失点。
球数は87球で、公式戦であれば完投も狙えます。
平良投手といえば昨季まで3年連続50試合登板、通算防御率1.66のパリーグを代表するリリーバーでした。
ただ平良投手は前々から先発への思いが強く、昨年の球春みやざきベースボールゲームズでも一応先発テストはありました。
そこで結果を残せず、昨年も中継ぎでフル回転の活躍です。
今年は満を持しての先発挑戦。
並々ならぬ思いがあるでしょう。
今日の登板を見る限り、今年の平良投手は先発としてとんでもない数字を残しそうな気がします。
例えるなら球界のエース、山本由伸投手です。
中継ぎの平良投手が毎イニング投げてるようで、球威が全く落ちなかったです。
投球回数は中継ぎで年間投げると約60イニング程度ですが、先発だとそれの2~3倍になります。
物理的なチーム貢献度は上がるので、他球団からすれば脅威でしかありません。
西武は今年、打線次第でさらに手強いチームになりそうです。
かなり長々と西武のことを話しましたが、
これから3/12の試合で目立ったホークス選手たちを紹介します。
絶好調、栗原陵矢
栗原陵矢選手のバットが止まりません。
この日のチーム安打数はたったの4。
その内2本が栗原選手です。
対外試合が始まってからトータルで打率.432、出塁率.462、2本塁打、7打点と圧巻の成績を残しています。
今すぐにでも開幕してほしいと本人は思っているでしょう。
侍ジャパンとの試合で2つのエラーがありましたが、今はもうサード守備も安心して見てられます。
やっぱり凄い、武田翔太
この日投げた投手の中で良かったのは、ゼロで抑えた又吉克樹投手、武田翔太投手、甲斐野央投手の3投手。
又吉投手はイニング途中からの登板でした。
実戦を意識した中で、しっかり注文通りのゲッツーに打ち取るあたりが流石です。
甲斐野投手は四球を出さなかったいう部分において良かったです。
ストライク先行で強気にいけばそうそう打たれない投手だと思うので、この調子で自信をもって投げ続けてほしいです。
武田投手は持ち味の大きく曲がるカーブが決まるなど素晴らしい投球でした。
本来ならば先発ローテーションに必ず入ってもらわなければならない投手です。
エース級の働きを期待する投手の一人です。
しかし開幕ローテーションに入ることもそうですが、それ以上に怪我無く一年を過ごしてもらいたいなと切に願います。
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