3/8プロ野球オープン戦、
福岡ソフトバンクホークス対東京ヤクルトスワローズは8-8の引き分けでした。
高津監督の投手交代のタイミング。
嶺井選手の死球アピール。
両監督のリクエスト合戦。
オープン戦であることを忘れさせてくれる試合でした。
いつも通りホークスで目立った選手を振り返ります。
川村友斗選手をどう出そうか?
打席に立った時のワクワク感はこの選手が今一番かもしれません。
そうです、川村友斗選手です。
育成選手ということで、なかなかチャンスを貰えないながらもこの日もヒット。
バックホームで刺殺を記録するなど守備でも魅せました。
オープン戦は合計5打数3安打1打点の活躍。
もう育成選手の扱いはされません。
ただ、支配下になるためには、まだまだ高い壁があります。
近藤選手、牧原選手、柳田選手、上林選手、柳町選手、周東選手、中村晃選手。
これらの選手を上回る成績が求められます。
怪我からの復活を目指す上林選手はこの日もホームラン。
開幕スタメンに向けて、大きくアピールを続けています。
そして、今チームは左打者よりも右打者を求めている状況。
残り3枠の支配下枠を飽和状態の左打ち外野手で使うためには、本当にめちゃくちゃ打たなければなりません。
オープン戦で少しでも打てない時期が続くと、「また今度でいいや」となって二、三軍暮らしが続きます。
逆風の中で立ち向かっていく川村選手を心から期待しています。
今の実質的なライバルは上林選手と柳町選手です。
無失点の3投手
この試合で無失点だったのは和田毅投手、オスナ投手、古川侑利投手の3投手。
和田投手とオスナ投手はもう大丈夫です。
何の心配もありません。
古川投手は一軍当落線上の投手ですが、良いアピールになりました。
バントヒットを許しただけで、1回を3奪三振無失点です。
ボールが見やすくなっているという課題を斉藤和巳コーチと共に修正を目指し、しっかり修正に成功しました。
真っすぐの力強さ、変化球の多彩さ、四球を出さない強いメンタルを併せ持つ古川投手。
通算防御率は4.99と決して良いとは言えませんが、
これから覚醒の香りがプンプンします。
昨年は松本裕樹投手が投手のジョーカー的役割でした。
今年はその役割を古川投手が担ってくれるんじゃないかと期待してます。
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