3/9春季教育リーグ、福岡ソフトバンクホークス対中日ドラゴンズは7-1でホークスが勝ちました。
ホークスとしては快勝です。
ただ、ホークスが投打共に隙が無かったかと問われるとウソになります。
気になる部分も振り返りながら、目立った選手を挙げていきます。
強い球は多かった
投手陣は全体的に良かったです。
尾形投手はアウト3つを全て三振で奪いました。
ただ、一つ言うとするなら四球は要らなかったです。
今日投げた5投手の内、田浦文丸投手以外の4投手(中道佑哉投手、村上舜投手、ロドリゲス投手、尾形崇斗投手)が四球を記録しました。
中日打線の打撃が湿りがちというのもあり、失点は4回の1点のみに抑えることができましたが、一軍はそんなに甘くありません。
一つの四球が大量失点に結びつくケースを何度も見てきました。
四球をいくら出してもゼロで抑えれば良いという考え方がありますが、今回はそれとは状況が違います。
球の力では明らかに押しているのに、四球を出すのがもったいないんです。
マルチ安打3人、代打安打2人
野手は12安打と全体的に打ちました。
中でもスタメン出場の渡邉陸選手、笹川吉康選手、増田珠選手がマルチヒットでアピールしました。
代打で出場した野村大樹選手と三代祥貴選手もヒットを放ち、一打席のチャンスをものにしました。
仲田慶介選手はヒットこそ記録しませんでしたが、強い当たりのセカンドゴロとセカンド守備でのファインプレーでしっかり爪痕は残せました。
逆に当たり前のことができなかったのがリチャード選手。
右方向へのタイムリーやサード守備でのファインプレーなど良い部分は随所にありました。
しかし、二死一二塁の場面、一塁走者のリチャード選手は、増田選手のライト線二塁打で
一気にホームに還ることができませんでした。
二死の状況で長打が出たら一塁走者はホームに還らなければなりません。
三塁コーチャーは腕を回していたのに自らの判断で足を止めてしまいました。
打者走者の増田選手は三塁まで行きかけて慌てて二塁に戻りました。
この時期は無理してホームに突っ込んだとしても誰からも責められません。
今のタイミングならアウトになるんだなと、次に向けてのプラスになるだけです。
もし同じような場面になったら、果敢にホームを狙ってほしいです。
求められるものが高いからこそ、リチャード選手には言いたくなります。
持ち味の長打力を活かしつつ、こういう細かい部分を指摘されないようになれば、
鷹の主砲により一層近づきます。
今年こそ覚醒を信じています。
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