日本ハムの近藤健介選手がFA宣言しました。
これにすかさず動いたホークス球団の真意について語っていきます。
近藤選手は日本球界を代表するヒットメーカーです。
広角に打ち分けるバットコントロールと、選球眼が持ち味です。
際どいコースをカットする技術も持ち合わせているため、コントロールの悪いホークス投手陣はかなり苦しめられました。
この選手を敵に回したくない、味方になったら心強いというのが、まず一つ目です。
ホークスには近藤選手と似たタイプの打者、中村晃選手がいます。
彼も巧みなバットコントロールと状況に応じた打撃、選球眼、カット技術を持ち合わせています。
ただ成績を見比べた時に、特にここ数年は近藤選手が中村選手を一枚上回っています。
年齢も近藤選手の方が中村選手より4歳若いです。
仮に中村晃選手がプロテクトから外したとして、それでも取りたいと思える選手だから取りに行くというのが二つ目です。
最後にホークスにはいわゆる「早打ち」の選手が多いです。
データとして初球が一番甘いというのがあるので、これは致し方ありません。
ただ追い込まれてからの打撃ができる人とできない人で二分されてしまいます。
近藤選手というお手本が近くにいることで、若手選手の2ストライク後の打撃が変わることは十分に考えられます。
近藤選手の打撃技術を若い選手達が近くで見て成長してほしいというのが三つ目です。
正直、近藤選手クラスの打者はどこのチームも欲しいです。
その中でホークスがどうしても欲しいか、と聞かれれば疑問符がつきます。
来てくれたらラッキーぐらいの気持ちで動向を見守ります。
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