ホークスの来年の一番の課題は先発投手です。
その課題を解決するために、最適な人材が入閣しました。
「負けないエース」こと斉藤和巳氏です。
斉藤氏に期待したいことは、次のエースの育成です。
もっと具体的に言えば、山本由伸投手に投げ勝てる投手を育成してもらいたいです。
今年の先発事情をざっくり振り返ります。
1軍公式戦で先発登板した投手は、千賀投手、石川投手、東浜投手、大関投手、レイ投手、和田投手、板東投手、杉山投手、森投手、武田投手、奥村投手、田上投手、大竹投手の13名。
開幕ローテーションに内定していた田中投手と松本投手も含めると15名になります。
これだけを見ても、先発に相当苦労した一年だったことが窺えます。
この中で最も良い成績を残したのが千賀滉大投手です。
当然です、ホークスのエースですから。
144回を投げ防御率1.94、勝ち数11、奪三振156、全てチームトップです。
千賀投手は今オフ、99.9%メジャーリーグへ行きます。
この件で先発の頭数を揃えるのと同時に、次のエースを育てなければならないという難題がチームに降りかかってきました。
先発投手が充実しているチームはやはり強いです。
オリックスは山本投手、宮城投手、田嶋投手、山岡投手、山崎投手とレベルの高い先発投手が左右バランスよく揃っています。
さらに、この中で最年長が山崎投手の30歳ということで若さもあります。
オリックスは今が全盛期なのではなく、これから全盛を迎えるとチームといえます。
ホークスはこの投手達と対等に投げあえる投手陣を形成しなければなりません。
エースが抜ける、先発の頭数も見えてこないという苦しい状況の中で、コーチ入閣を受け入れた斉藤氏に感謝しますし、これからどんなことがあっても支持することを誓います。
いずれ斉藤氏が現役の頃の先発4本柱のような、他球団が羨む先発陣を育成してくれることを期待してます。
若い投手達は斉藤コーチの力を借りながら、自分の力で覚醒してください。
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