ホークスが4軍制を導入する理由

今回は「ホークスが4軍制を導入する理由」というテーマで書いていきます。

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ホークスが4軍制を導入する理由、それはチーム力の底上げに他なりません。

2軍制だったころのホークスの選手は、2軍に落ちたくないという思いでプレーしていました。

ただ2軍に落ちてもその次はないという安心感はありました。

3軍制になると2軍でも競争が始まります。

支配下選手で3軍での出場が2軍よりも明らかに多いということは、即ち戦力外を意味します。

4軍が導入されると、3軍の選手が4軍に落ちたくないという思いでプレーするようになり、さらなる競争が生まれます。

この競争がチーム力の底上げに繋がるのです。

4軍制を取り入れたことでヤクルト村上選手、オリックス山本投手のようなNo.1選手を育てられるかと問われれば、これは選手次第です。

しかし、全ての選手が良い緊張感をもって野球に取り組むことで、大崩れしないチームになるだろうなという予想ができます。

また、育成選手には無限の可能性を感じます。

支配下で入団した選手と比べて、入団時の覚悟の大きさが全く違います。

試合に出る前から1億、8000万、6000万という契約金を手にする支配下選手に対して、育成選手の契約金はゼロ。

育成選手の契約期間は最長3年。

それでも入団するという覚悟を持っているからこそ、支配下契約を勝ち取ったときにとんでもない選手になっていることが多いんです。

今年入団した高卒上がりの育成選手はまず4軍スタートになるでしょう。

ここから這い上がって未来のスターになるサクセスストーリーを楽しみにしています。