千葉ロッテマリーンズの戦力分析

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今回は千葉ロッテマリーンズの戦力分析を行っていき、ホークスの2023年シーズンでの戦い方を考えていきます。

足で攻める攻撃

2022年シーズンでロッテが攻撃面で突出した部分はでした。

チーム盗塁数132、盗塁成功率.781は12球団No.1です。

盗塁王の髙部選手を始め、荻野選手、和田選手、中村選手、岡選手と足が使える選手が多いことが特徴です。

ロッテと戦うときは常に足に警戒しなければなりません。

安定感のある投手陣

ロッテはQS率が54.55で、これはパリーグNo.1の数字です。

※QS率とはその投手がどれ位試合を作ったかを表す指標のこと。

チーム防御率は3.42でパリーグ4位と突出しているわけではないのに、この数字は素晴らしいです。

投打の核がいない

攻撃では足を効果的に使えて、投手陣は安定している。

ただこれだけで勝てないのがプロ野球の世界。

ロッテの今年の大誤算が外国人野手の不振です。

マーティン選手、レアード選手、エチェバリア選手。

軒並み戦力にはなりませんでした。

その結果、チームOPSはパリーグ最下位の.645。

だいたいチームNo.1のOPSはホームラン打者がなるものですが、瞬足巧打の荻野選手が.811で2022のチームNo.1に輝きました。

長打が無くて足があるチームは、嫌らしさはあれど怖さはありません。

全員が荻野選手のような打てて走れてならば話は別ですが。

投手に関しても「この投手!!」という投手がいません。

次のエースは間違いなく佐々木朗希投手なんですが、その佐々木投手も休み休み投げていたのでまだエースという感じはしません。

山本投手とタイトル争いして勝つぐらいの技術と体力を手に入れた時、ロッテが新たなチームへと生まれ変わります。

いるっちゃいる、いないっちゃいない

里崎チャンネルで聞いたこの言葉の通りです。

ロッテはこの選手が出てきたら本当に嫌だなという選手が、今のところ佐々木朗希投手ぐらいしかいません。

これは成長途中の選手が多いというのが要因の一つです。

その佐々木朗希投手も100球投げたら降板してくれるという安心感が2022シーズンはありました。

絶対的クローザーオスナ投手も、ロッテにいたら脅威でしたが、ホークスが獲得したためその恐怖も消えました。

野手の中で一番警戒しなければならない荻野選手は度々戦列を離れます。

長打力のある若手選手(山口選手、安田選手、藤原選手、佐藤選手)の覚醒は読めません。

中継ぎ投手も毎年活躍する選手が変わるので読めません。

これらを踏まえたホークスの戦い方は次の通りです。

野手:佐々木朗希投手が先発の時は球数を多く投げさせる、その他の投手の時はいつも通り

投手:足を使われないよう、無駄な四球を出す投手は起用しない

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