今回は北海道日本ハムファイターズの戦力分析をし、ホークスの2023年シーズンの戦い方を考えていきます。
積極性の塊
BIGBOSS体制になってから日本ハム野手陣のテーマはズバリ積極性です。
打つ、走る、守る全てで積極性を感じました。
チーム四球数は370で圧倒的最下位。
チーム三振数は1148で圧倒的1位。
チーム出塁率は.292で圧倒的最下位。
近藤選手の打撃を真っ向から否定するチームのスタイルです。
積極的な代打起用も光り、代打数はパリーグ1位の203回です。
守りでは監督自らが外野守備位置を積極的に変える場面が目立ちました。
盗塁数はパリーグ3位の95個で1位のロッテは132個。
しかし、企図数は1位のロッテに10個差の2位で159回を記録しました。
完投数リーグトップ
完投数は優勝のオリックスと並び9でトップです。
内訳は加藤投手3,上沢投手3,伊藤投手2,ポンセ投手1です。
先発は他球団に引けを取らない、むしろ上回っています。
ホークスの戦い方
日本ハムは若いチームです。
だからこそ、未知数な部分が数多くあります。
ただ、現時点では穴だらけです。
近藤選手という大黒柱を失ったことにより、チームの出塁率はさらにガクンと落ちます。
松本剛選手が二年連続でハイアベレージを残す保証もありません。
四球拒否打線なので、ある程度コントロールが悪くても、とにかく強い球を投げる投手を優先的に起用するのが良いでしょう。
投手は救援防御率が3.83と12球団ワーストです。
先発が打てなくても、中継ぎを攻めれば問題ないです。
新戦力の脅威に気付けるか?
こんな感じで楽観的に考えてると足元すくわれます。
今年はホークスの陰に隠れて日本ハムも補強を行っています。
一番の目玉は優勝チームオリックスの捕手伏見選手です。
彼が加わることで、投手力が格段にUPするかもしれません。
新加入の齋藤友貴哉投手と田中正義投手。
彼らが150キロ中盤~後半の直球で打者を圧倒し、勝ちパターンにハマる。
若い野村選手、清宮選手、万波選手が殻を破り、一流選手の仲間入りをする。
こうなると、優勝も見えてきます。
全く侮れないチームです。
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