今年もやります、世代別投球回数ランキング!
投球回数 について深く掘り下げていきます。
今回は高卒編です。
2003年~1994年の直近10世代分の通算投球回数の1位をまとめました。
2021年ドラフト
森木大智 通算8.2回 防御率6.23
2020年ドラフト
高橋宏斗 通算116.2回 防御率2.47
2019年ドラフト
宮城大弥 通算311.1回 防御率2.89
2018年ドラフト
戸郷翔征 通算439.2回 防御率3.21
2017年ドラフト
遠藤淳志 通算261.2回 防御率3.71
2016年ドラフト
山本由伸 通算733回 防御率1.95
2015年ドラフト
小笠原慎之介 通算646.1回 防御率3.75
2014年ドラフト
高橋光成 通算814.2回 防御率3.63
2013年ドラフト
田口麗斗 通算776.2回 防御率3.45
2012年ドラフト
藤浪晋太郎 通算994.1回 防御率3.41
昨年のデータから変わった部分は2002年世代で、小林樹斗投手が高橋宏人投手になりました。
高橋投手はドラゴンズのエースとして一歩を踏み出したといえます。
阪神の森木投手は高卒1年目ながら8.2イニングを投げました。
この投手も来年が楽しみです。
世代毎に投球回数一位を守り続けている投手は、結果を残すのはもちろんのこと、怪我に強いです。
これはかなり大事なことで、首脳陣にとっては最も計算できる投手として重宝されます。
若いのに計算が立つという点においては、将来性という部分でも素晴らしいです。
話は変わりますが、1人だけ通算防御率が一点台の怪物がいます。
さらに、同じチームに通算防御率2.89のサウスポーもいます。
左右のエースがどっしり君臨しているチームは弱くなりようがありません。
そんなチームにホークスはよく最後まで戦ったと思います。
ホークスでは1993年世代で武田投手、1992年世代で千賀投手がランクインしていました。
しかし、直近10年となるとご覧のように、1人もランクインしていません。
つまり、高卒ピッチャーでここ最近軸となる投手が現れていないということです。
正直、非常に悲しいです。
ドラフト戦略、育成戦略にケチを付けるのは簡単なのであえて言いません。
ただただ新たな世代が台頭してほしい。
それだけを思っています。
コメント