3/1(水)球春みやざきベースボールゲームズ、福岡ソフトバンクホークスvs千葉ロッテマリーンズの試合は3-1で千葉ロッテマリーンズが勝ちました。
昨日の試合と打って変わって、今日はマリーンズの日でした。
ホークス打線はマリーンズ投手陣にヒット1本に封じ込められる。
エラー数はマリーンズ0に対してホークス2。
そんな中でもホークス投手陣が3失点で抑えたことが、唯一のプラス材料です。
目立ったのは誰だ!!!
若手主体の今日の試合で、目立った選手を投手と野手一人づつ挙げるなら、
投手は松本晴投手、野手は上林誠知選手です。
松本晴投手は2回を投げ被安打1,無四球,3奪三振,無失点の好投、上林選手はこの日チーム唯一のヒットとなる本塁打を放ちました。
2選手共に今のところ一軍当落線上の選手です。
特に松本晴投手に関しては、プロ一年目ということでまだ何も実績がありません。
毎試合、毎試合が勝負になります。
力が入ってもおかしくない状況で、いきなり味方のエラーで出塁を許す厳しい状況。
ここで松本投手は焦りませんでした。
一つづつアウトを積み重ね、今日既に2安打の藤原選手を3球三振に仕留めました。
球速以上にストレートの伸びを感じる投手で奪三振能力があり、まだ対外試合で一つの四球も出していない制球力、新人らしからぬ強心臓を兼ね備えている。
そこに貴重な左という要素。
今後の結果次第にはなりますが、強力中継ぎ陣の一角に食い込むだけのものは持っていると確信しています。
上林選手はレギュラー奪取へ向けて、今かなりチャンスです。
外野・DHは近藤選手、牧原選手、柳田選手、ホーキンス選手の起用が濃厚なので、ノーチャンスかなと思っていました。
しかし、セカンドレギュラー最有力の三森選手が現在攻守で精彩を欠いていること。
そして、牧原選手は内外野どこでもゴールデングラブ賞とれるくらいの守備力を持っているため、セカンドに回る可能性も十分考えられること。
この二点を踏まえると、外野の一枠もしくは内野の一枠で争いが繰り広げられることになります。
上林選手とレギュラーを争うのが、三森大貴選手、周東佑京選手、正木智也選手、柳町達選手の4選手。
特に春季キャンプで地味に一番アピールしているのが柳町選手。
シート打撃、紅白戦で13打数4安打3四球。
対外試合でも6打数2安打2四球。
二つの結果を合わせると打率.315、出塁率.458。
キャンプMVPの正木選手は、
シート打撃、紅白戦で19打数7安打1死球。
対外試合15打数4安打2打点1四球1失策。
二つ合わせて打率.324、出塁率.361。
この二人に迫る成績を出さなければ、開幕一軍にも滑り込めません。
上林選手の打撃成績はこちら。
シート打撃、紅白戦 8打数3安打
対外試合 13打数2安打1本塁打2打点
二つ合わせて打率.238、出塁率.238。
因みに三森選手は、
シート打撃、紅白戦 21打数7安打
対外試合 12打数1安打2打点1四球1盗塁3失策
二つ合わせて打率.242、出塁率.265です。
開幕まであと1ヶ月程あります。
それまでに誰が結果を出すか、それだけです。
今外国人選手の枠を巡って争いが繰り広げられていますが、外野内野の争いにも目が離せません。
最後の最後までハイレベルなポジション争いを繰り広げ、藤本監督を良い意味で困らせてほしいです。
コメント