※この記事は12月8日、Amebaブログで投稿した記事です。
投球回数 について深く掘り下げていきます。
今回は高卒編です。
2002年~1992年の11世代分の通算投球回数の1位をまとめてみました。
なぜ11年というキリの悪い数字にしたかというと、千賀投手を入れたかったからです(笑)
2002年世代
小林樹斗 通算3.2回 防御率9.82
2001年世代
宮城大弥 通算163回 防御率2.65
2000年世代
戸郷翔征 通算268回 防御率3.59
1999年世代
遠藤淳志 通算156.1回 防御率3.80
1998年世代
山本由伸 通算540回 防御率2.05
1997年世代
小笠原慎之介 通算499.2回 防御率4.03
1996年世代
高橋光成 通算639回 防御率4.03
1995年世代
田口麗斗 通算740.2回 防御率3.56
1994年世代
藤浪晋太郎 通算927.2回 防御率3.42
1993年世代
武田翔太 通算932回 防御率3.33
1992年世代
千賀滉大 通算945回 防御率2.69
このデータから分かることは次の通りです。
目次
- 全員先発経験アリ
- 全員怪我が少ない、スタミナがある
- 結果を残している
- 直近11世代の投球回数トップの中で、防御率が上位のチームは強い
- 総括
1. 全員先発経験アリ
中継ぎだけでは投球回数は稼げません。
2. 全員怪我が少ない、スタミナがある
怪我が多いとたくさん投げられません。
そして、投げるスタミナもないと投球回数は稼げません。
3. 結果を残している
怪我が少なくて、スタミナがあるだけで長い回は投げられません。
抑えているからこそ、長い回を任されるのです。
4. 直近11世代の投球回数トップの中で、防御率が上位のチームは強い
防御率が良い投手が長い回を投げると点は入りません。
つまり、点をある程度取れば勝てるということです。
リーグも投球回数もバラバラで、判断材料にするのは難しいですが、防御率順に並べてみます。
- 山本由伸 防御率2.05 オリックス
- 宮城大弥 防御率2.65 オリックス
- 千賀滉大 防御率2.69 ソフトバンク
- 武田翔太 防御率3.33 ソフトバンク
- 藤浪晋太郎 防御率3.42 阪神
- 田口麗斗 防御率3.56 ヤクルト
- 戸郷翔征 防御率3.59 巨人
- 遠藤淳志 防御率3.80 広島
- 高橋光成 防御率4.03 西武
- 小笠原慎之介 防御率4.03 中日
- 小林樹斗 防御率9.82 広島
これを見ると、オリックスとソフトバンクの投手の軸の強さがよく分かります。
特にオリックスは比較的若い世代の2人が1位2位になっているため、将来性も素晴らしいです。
5. 総括
世代別投球回数ランキングは毎年変動します。
宮城投手と同じ2001年世代には、ロッテ佐々木投手やヤクルト奥川投手という強力なライバルがいます。
小林樹斗投手と同じ2002年世代も、誰が急成長するか分かりません。
千賀投手、山本投手は近い将来、メジャー挑戦の可能性が高いです。
来年以降も追い続けたいデータです。
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