現在パリーグはソフトバンク、西武、オリックスがゲーム差無しで並んでおり、覇権争いは熾烈を極めています。
チームカラーはそれぞれ違っており、そこが面白いところではあります。
チームカラー
まずはソフトバンク。
チーム打率は.255でトップ、得点数も460でトップです。
コロナ、怪我人で離脱者が多い中、繋がりのある打線で得点を積み重ねています。
投手力を見ると、与四球数は404でコントロールは相変わらず悪いです。
ただ、暴投数は21と最小です。
これは甲斐拓也捕手をはじめとする、捕手陣のブロッキングの高さによるものです。
次に西武。
チーム本塁打数は105と断トツでトップ。
37本塁打の山川穂高選手の存在が大きいです。
チーム防御率もトップで被本塁打数は67で最小です。
マウンドが低く打者有利といわれるベルーナドームを本拠地としているにも関わらず、この数字は投手の低めへの意識がもたらしたものです。
完投数が2と最小のことから、絶対的な先発投手というよりかは分厚い中継ぎ陣で勝てる試合を確実に勝ってきたチームといえます。
最後はオリックス。
チーム完投数は8でトップ、完封勝利数は19でトップ、無四球試合は15でトップ、チーム奪三振数は1021で断トツトップ。
オリックスには日本を代表する絶対的なエースがいます。
山本由伸投手です。
その他にも山岡投手、宮城投手、田嶋投手、山崎投手等々レベルの高い先発投手が揃っています。
犠打数が97とトップであることから、確実に1点ずつ取って、あとは任せたという戦法をとる傾向があります。
優勝するためには
- ソフトバンク編
ソフトバンクは「これ」という戦い方がないので、チームによって戦い方を変えなければなりません。
ただ戦い方を変えられるところは強みでもあります。
対西武ならば山川選手を徹底マークして確実に抑える、序盤に得点し相手の勝ちパターンに持ち込ませない。
対オリックスならば山本投手などの素晴らしい投手から、何とか粘って早めにマウンドを降ろさせる。
こんな感じでしょうか。
- 西武編
西武は勝った状況で勝ちパターンに持ち込むことです。
そのために得点源の山川選手の前に、いかにチャンスを作れるかが重要になります。
そして勝負を避けられないように山川選手の後ろの打者も鍵となります。
- オリックス編
オリックスは豪華先発陣が想像通りの投球することです。
中継ぎ陣はほかのチームに比べると劣っている部分があるので、先発から直接勝ちパターンに持ち込む戦いが常にできれば死角がなくなります。
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